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東京タワー【映画】

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    黒木瞳と岡田准一の…生活感のない映画。

    東京タワー プレミアム・エディション
    東京タワー プレミアム・エディション


    青山のセレクトショップを経営する詩史は夫がいながら、友人の息子で20歳年下の透と付き合っていた。24時間、詩史からの電話を待つ純粋で一途な透。一方、透の親友の耕二は、専業主婦の人妻・喜美子と不倫中。耕二は喜美子と本命の恋人との間を自由に行き来していたが、やがて、ふたつの恋にも終わりがやってくる…。



    感想は以下。ネタバレも含むかもしれません。
    江國香織の「東京タワー」を映画化したもの。

    端的に言うと江國香織の小説にあまり意味がないのは
    皆さんご存知かもしれませんが、それを映画化したので
    やっぱり内容のない映画になっています。

    江國香織の小説が悪いわけではありません。
    彼女の小説は、ちょっとした「おしゃれ」感を
    味わうためのものだからです。

    実際には体験できないけど
    憧れるなー、こんなのいいなーっという感じを得るための
    さも「おしゃれ」だわと感じることができる
    小説なわけです。

    だから
    映画化したら
    さも「おしゃれ」で非現実的な、
    スタイリッシュすぎて万人には気持ちがさっぱりわかりません。
    というようなものが出来上がってくるわけなのです。

    それを踏まえたうえで、映画を鑑賞しなければ
    「リアルがない」などという
    普通の感想が出てきてしまうのです。


    江國香織原作に
    リアルを求めてはいけません。
    彼女の小説は詩で出来ていると考えるべきです。
    その詩は現実世界の美しいもので構成されていて
    リアルなどろどろしたものは一切排除されていると思いましょう。


    そうしたら
    黒木瞳演じる詩史が
    青山の一等地にセンスの良いセレクトショップを経営しているセレブであることも
    旦那が売れっ子のCMプランナーであることも
    いつもブランドものの綺麗な洋服を着ていることも
    フランス語が難なくしゃべれちゃったりすることも
    別にどうってことなく思えたりするわけです。

    岡田准一演じる透が
    詩史の電話を待つ間
    ラフマニノフのピアノ曲を聴いたり
    グレアムグリーンの小説を読みながら物思いに耽ったり
    21歳のくせに、何かを悟ったような言葉遣いをしたり
    妙に落ち着いていたり、物分りがよかったり
    留学先がパリで、絵の勉強してて
    書いてるのが全部詩史とか
    しかも絵うますぎとか
    そんな、リアル21の男の子じゃなくても
    全然、問題ないわけです。


    これは総て夢物がたりで
    リアルとは違うんだという認識でみていかなければ
    やってらんないと思ってしまうことが
    わかりきっているのです。


    そういうことを、わかった上で見たわけですが
    本当に内容がなくて焦りました。


    20歳差の不倫で
    ちょっとすったもんだあって
    別れて
    最終的にくっつく

    「それだけ」

    の映画でした。


    松本くんと寺島しのぶのサイドストーリーも
    あったわけですが、寺島しのぶの役がこれまた
    ぶっとんでまして…。
    車ぶつけるわ、知らない女の子はブツは
    もう大変。

    演技はうまかったんですが
    ポカーンですよ。

    松本くんの役だけ、そこらへんにいそうな
    なんというか…悪いガキんちょでほっとしましたけど。


    どっかの誰かが言っていたけれど
    これを映画化して何がしたかったのか本当にわかりません。
    最近の映画は、映画にして何がしたいのかわからないのが多いですね…。
    黒澤監督とかは、明確に何かを伝えようとしていたと思うんですけど、今の監督は原作だよりでテーマとかそういうものが何もない気がします。唯一、山田洋次さんはいいかなあと思う監督さんですけれど。

    流行ればそれを映画化風潮がよくないなあ。。


    黒木さんは美しいけれど
    演技に重みがないから
    もう少し役の幅を広げたほうがいいですね。
    彼女は美しい服をきたお人形さんのようでした。

    この映画を見て一番得をするのは
    美しい岡田准一が見れることだけなのではないでしょうか。
    物凄く美しい岡田准一が見れる映画としては
    評価できるかも。


    余貴美子さんとか使ってるのに
    ちょっとしか出てこなくて
    本当にもったいなかったです。
    たぶんこの映画の中で一番演技がうまいの余貴美子だと思うんですけど。。。


    寺島さんもうまいけど、余貴美子のほうが断然好きだ。。
    本当にもったいなかったです。。


    詩史にシャンパンかける演技がすごくよかった。
    ほんとあの人は素晴らしい女優です。
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    映画(邦画) | comments(0) | trackbacks(1) | 

    COMMENTS






    TRACKBACK

    from I hope.  at 2006/06/01 12:22 AM
    東京タワー   東京タワー 通常版 東京タワー見ました。だいぶ前に金曜ロードショーでやってたやつ。江國香織さんの、岡田君主演のやつです。岡田君見たさだけで。前知識は「不倫もの」ってことくらいはわかってました。 非常に的を得たレビュー書いてらっしゃる方がいたので
    TB URL >> http://minami-a.jugem.jp/trackback/103

    King Fisher Girl

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