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大奥 徳川吉宗編【映画】

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    堺雅人主演で現在ドラマ化もされている男女逆転大奥
    こちらは二宮和也が主演の映画 徳川吉宗編でございます。

    よしながふみさんはもともとボーイズラブが大好き。
    同人誌も出されていて、作品の中にはゲイが沢山登場しています。
    今回の大奥も男女逆転の中に男の子同士の恋愛が絡んでいたりします。
    特に徳川吉宗編に関しては男の子同士の恋愛が発生しやすい状況なので
    映画でもそのようなシーンが出てまいります。

    さて、この男女逆転大奥というのが何故発生したかについてですが
    時はさかのぼること徳川家光の代、若い男子だけがかかると言われる
    「赤面疱瘡」なる病が流行りだします。この赤面疱瘡は全身が赤くなり
    疱瘡が沢山できて死に至る病です。この病のため国の若い男子が激減し
    世の中を支えるのは女性に移り変わるという事態に発展します。
    家光も同様、この赤面疱瘡にかかって亡くなり、後を継いだのが
    唯一の家光の血を引く女性の子供でした。
    春日局は徳川時代安寧のため秘密裏に大奥から女を廃し、若い男子を
    集めて新たな男女逆転大奥を作りだします。
    赤面疱瘡は代が変わっても続き、相変わらず男子の少ない世の中は
    変わりません。そのため、将軍を継ぐのが女子であり、大奥につとめるのが
    男子の道というのがあたり前の世代になったのが、この徳川吉宗編です。

    主演の二宮和也演じる、水野祐之進は貧しい武家の生まれで武芸に秀でる
    美男子。若い男子が少ない世の中なので色んな女に種つけを頼まれ、
    断ることも金をとることもなくボランティアで女を抱いて種を蒔いています。
    幼なじみのお信(堀北真希)のことが好きなのですが、裕福な商家の娘
    なので身分違いと諦めています。このお信がお年頃で結婚話の噂が
    出始めるので…祐之進は思いを断ち切るため、家計を支えるために
    大奥へ出仕することを決めます。

    とまあ…こんな感じで普通の男の子が大奥へ出仕するのが
    あたり前の時代なんですが…
    その裏で、吉宗が将軍に上る策略などを行っていることが
    全然映画では描かれていません。それはどうぞ漫画を読んで堪能して
    いただければと思います。

    吉宗を演じるのは柴咲コウ。質素な着物がとてもよく似合います。
    この柴咲コウに将軍まで上るところを演じて欲しかったのですが
    残念ながら将軍になったところのみ登場するので…なんとも言えません。
    間部詮房(菊川怜)をクビにするところと最後の美男子を全員解雇するところだけ
    吉宗らしさを出しています。

    さて大奥では…なんとも綺麗な男子たち…(?)がごろごろいます。
    多分。
    大奥取締には佐々木蔵之介(藤波)、御中臈に玉木宏(松島)、松島のお気に入りの
    美声年には大倉忠義(鶴岡)、水野を何かと助けてくれる杉下には阿部サダヲ
    水野に憧れている青年垣添を中村蒼と…こんな所でしょうか。
    あ、空気が読めないヒヒヒ笑いが定着している細田ヨシヒコくんも出ています。
    イケメンなのに狂ったやつをやらせるとピカイチの細田くん。

    もっとイケメンを集めたらいいのに、と思うくらい結構地味なメンツで
    美しいのは玉木くんと大倉くんの絵くらいだったでしょうか。

    吉宗時代は既に将軍が女であることが知れているので、大奥内でも
    男子だろうが上の位の人に気に入られるのが一番手っ取り早い昇進ということで、
    美男子がモテはやされ、すり寄るのが当然という世界です。
    なので色恋みたいなことが眼前と行われ、それをヨシとする世界が
    繰り広げられます。

    しかし自分が子飼している者が衆目でダメだと晒された時点で
    パッキリと関係を切る、ということも日常茶飯事。
    大倉くん演じる美声年は水野に剣術で破れたあと、松島に冷たくあしらわれ
    (汚らわしいなどと言われる)自害してしまうのでした。

    誰もが将軍に気に入られようとする中、水野はひょうひょうと
    大奥の中で自分の位置を築いていきます。
    それが、剣術で一番の大倉くんを倒したりして認められていくのですね。
    で、ひょいひょい御中臈まで昇進するのですが…
    吉宗の初めての人という相手を務めることになるが、ご内証の方は
    死ななければならないという制度があるため、水野は死ぬ運命を
    受け入れざるを得なくなります。
    これは藤波の策略で、松島を将軍の父とするためのものだったのですが
    吉宗は美男300人を集めさせこれを解雇とし藤波の策略が
    消えるのでした。

    さて水野の運命ですが、吉宗の計らいにより、町人としての
    人生を与えられ、幼なじみのお信と所帯を持つという人生を得ることが
    できました。

    映画ではその後の人生は描かれていませんが、幸せになったのだなと
    わかる最後でした。

    大奥と言えば煌びやかなものを想像するものですが、意外と画面が地味でして
    俳優もそんなに美形はいないものですから想像以上に地味で
    しかも柴咲コウは倹約家の吉宗なものですから、質素な服装なんですね。
    加納久通を演じる和久井映見も超質素。化粧もしてるのかしら!?という
    質素さ。華美だったのは間部詮房をやった菊川怜くらいでしょうか。
    大岡忠相の板谷由夏も質素で女性陣までもが超地味。一般市民役の
    堀北真希ちゃんの方がよっぽど華やかでした。

    この男女逆転の大奥の発想は最初聞いた時はぜんぜんピンと来ない
    感じだったのですが、いざ見てみると非常に現実的で、言われてみれば
    納得と言えてしまうものだったのでびっくりしました。
    徳川時代だからこそなし得る荒技というか…。春日局の仕業にしてしまえば
    何でもあり…と言えてしまうというか…(笑)

    ちなみに春日局はこの映画には出てこないのですが…この逆転大奥を作ったのは
    春日局です。(こちらはドラマでご覧あれ)

    さすがよしながふみ原作ということで、映画を見て漫画を読みたくなりました。
    これは漫画でも楽しむべきでしょう。より細かくその時代背景を取り込んで
    描かれているはずです…。

    BLシーンをご期待の方は…二宮くんと中村蒼くんのチュー(キス)シーンくらい
    しかありませんよ、と言っておきます。
    (カットされてた、もしや?)









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    20世紀少年第1章終わりの始まり【映画】

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      20世紀少年は幼い頃は勇敢で正義感の強かった主人公が、冴えないおっさんに
      なってしまい、ぼーっと生きているところに、突如として現れる
      非現実的な現実と立ち向かうお話です。

      幼い頃に考えた世界征服の計画「予言の書」が、予言通りに実行されるという
      とんでもないストーリーなのです。

      突然ヒーローになってしまい、世界を救うっていうのは
      色々と理由が必要だと思うのですが、この20世紀少年は
      とてつもなく周到にその理由を作っています。

      予言通りに細菌で人が死に、幼なじみの不審死、「ともだち」という
      怪しい新興宗教の横行など…どんどん主人公のケンヂが動かざるを得ない事態に
      進んでいきます。

      「予言の書」の内容を知る者は幼なじみのみ。
      考えたケンヂ(唐沢寿明)とオッチョ(豊川悦司)…
      それを共有したユキジ(常盤貴子)、モンちゃん(宇梶剛士)、ヨシツネ(香川照之)
      マルオ(石塚英彦)、フクベエ(佐々木蔵之介)、ドンキー(生瀬勝彦)
      ケロヨン(宮迫博之)、コンチ(山寺宏一)…サダキヨ…
      の「誰か」が実行している。
      そして「予言の書」の内容を知っている幼なじみたちのみが
      相手の行動を予測して動くことができる。

      つまり一般人が世界を救えるという構図ができあがるわけです。

      とまあ…そんな感じで…どんな感じか伝えることが
      非常に難しい…作品でございます。

      とりあえず…キャストが豪華…!
      原作漫画がどうのというのはおいといて、無駄死にする人の役や
      ちらちら出てくる脇役を見た事ある人ばかりが演じています。
      例えば、ケンヂにドンキーの手紙を渡して死ぬ男が遠藤憲一。
      定年二日前に追っていた事件を部下に引き継ごうして逆に殺されてしまう
      刑事役を竜雷太、ケンヂの店でバイトをしてる女の子を池脇千鶴、
      ケンヂの同級生の池上正人を藤井フミヤ、田村マサオ(井浦新)の
      同級生役でタカトシ、最後のロボットにやられるスクーターに
      乗ってる若者たちをオリエンタルラジオと…画面を凝視していないと
      誰が出てきたか、見逃しているんじゃないか、と思ってしまう豪華さ。
      ああ…!ともだちライブをやってるのはミッチーなんですよ!(及川光博)
      ビジュアル系の格好してるからわかりづらいんですけどミッチー!!!

      ケンヂの姉ちゃんは黒木瞳だし、ヤマネも小日向文世だし…
      私としては知っている人のオンパレードで大パニックでありました。

      何回か見ないと理解できない映画です。
      映画としては何度も見たいという点でかなり素晴らしい出来だと思います。
      続きも超気になるし。

      カンナをやってる平愛梨ちゃんはこのオーディションに受からなかったら
      芸能界をやめる覚悟だったそうです。やめないでくれてありがとう!!
      「笑う大天使」の時から応援してるよ…!(蛇足)

      原作の漫画を読んでから見るもよし、何の情報も入れずに見るもよし
      色々な角度から楽しめる映画でした。


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      ICHI【映画】

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        正直、なめてました、この映画。

        座頭市の女性バージョンで綾瀬はるか主演。
        なんか釈由美子の修羅雪姫みたいなもんなのかと思ってました。
        (いや、釈由美子の演技は素晴らしい)

        さて、この映画ちょっとびっくりしたのですが

        大沢たかおが出ています。
        しかも綾瀬はるかの相手役で!

        仁!!!

        南方先生!!!

        お慕い申し上げております!!!!

        あ、すみません。
        ずれました。思いきり。

        これは綾瀬はるかの映画です。

        ストーリー性は敢えて問うまい、という感じで普通なんですよね。
        目の見えない瞽女(ごぜ)さんが、何故か剣術ができ、旅をしている。
        ある日、一緒にいた瞽女さんが襲われた際に出会った侍を助けてしまい
        関わる事になる(大沢たかお)…みたいな。

        あ、一応敵役に中村獅堂も出ています。

        画面で魅せる映画というのでしょうか。
        飽きないので全部見てしまいました、というのが感想です。

        ストーリーの行き着く先は読めているのですよ。
        主人公のイチが悪者の中村獅堂を倒して終了っていうね。
        きっと探していたのは父っぽい人でその人も死んでるっていう。

        で途中から大沢たかおも死んじゃうかなってわかる感じなんですが…
        それでもなんでか見続けてしまう。

        この不思議な魅力には少し驚きました。
        綾瀬はるかは、いつもぼろをまとっていて
        身綺麗にするシーンは、窪塚洋介のやってる賭場の宴会の席でだけなんですね。
        その他は髪の毛もほつれているし、顔に泥がついていることもある。

        それなのに、そこはかとなく美しさが漂ってくるという
        謎の美を映像で知りました。
        無駄に動かないし、殺陣のシーンも美しかったです。
        逆手一文字切りという技をするりと、派手でもなく
        無駄な動きなくやるのですよね。

        で、目が見えない役なので
        いつもどこか違う方向を見ているような顔をしていなければ
        いけないのですが、この「何も見ていない」演技が素晴らしい…!

        最後のシーンなどは感動してしまいました。

        綾瀬はるかってこんなに演技できるんだ…!!!と。

        いやあ…馬鹿にできない作品です。
        綾瀬はるかの魅力がもの凄く引き出されている映画だと思います。
        天然な役もはまり役だとは思いますが、こういう事もできますよ、と
        表現してる映画なのではないでしょうか。

        私、綾瀬はるかが売れる前…なんですかね、ドラマのいち女子高生
        の役の時から知っているのですが、正直成長したなあと思いました。
        良い映画に出会いましたねえ。

        ヒミツのアッコちゃんもはまり役だろうから見たいなあ。

        他には竹内力さん、柄本明、杉本哲太などの芸達者も揃っています。
        特に竹内力のゲヘヘ笑いは最高でした…(笑)




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        キラー・ヴァージンロード【映画】

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          評価:
          ---
          アミューズソフトエンタテインメント
          ¥ 490
          (2010-03-26)


          上野樹里と木村佳乃を主演に岸谷五朗監督作品です。

          この映画無駄に豪華キャストでして、見逃してしまうキャストが
          多い一瞬出演シーンが多い映画だと思います。
          俳優仲間のコネを最大限に使って作られた映画だなあと、見ながらしみじみ
          思いました。

          小倉久寛さんなんか、台詞ないんすよ。
          というか台詞ないキャストめちゃ多いかもしれない…。

          お話は、ぐずでのろまな沢尻ひろこ(上野樹里)が皆に恨まれながら寿退社、隣人で
          ストーカーの隣の部屋の大家をひょんなことから殺し(?)てしまい
          結婚式前夜に死体隠しに奔走することに。たどり着いた樹海で待って
          いたのは自殺に失敗した小林(木村佳乃)。二人は死体を隠すのに奔走するが…。

          と、こういうあらすじなんですが…
          まず最初にいきなり高島礼子と見つめ合うシーンから始まり、
          いきなりどぎついメイクをしたOLが恨み節を歌と踊りで披露という
          まさに不思議な感じで始まります。(高島礼子はにらみと数行の台詞のみ登場)
          舞台とかミュージカルを見慣れている人は、受け止められるかもしれないですが
          ドラマを期待して、見ているとちょっとびっくりするかもしれません。

          木村佳乃が登場するシーンもダンスに歌とありまして…
          木村佳乃、意外と歌うまいな…とか思ってしまったりします(笑)

          上野樹里ちゃんが死体隠しに奔走する間に出会う小出啓介くんや
          田中圭くん、北村一輝がまじ、必要なの!?って感じに思えるんですが
          最後にああこういう伏線だったのか…と解消されるのでびっくりです。

          EXILEの眞木大輔もちょい役かと思いきや…最後の最後で…(笑)
          ニコニコ笑ってるだけで良い役なのに、いやー最後そうくるか、と…
          笑ってしまいました。

          全体的に先が全然読めない、どうすんねん、次は!!
          ってところを木村佳乃がすごい馬力で打破していくのが軽く新しい衝撃で
          もらえる映画ですね。
          上野樹里ちゃんは…いつも通り天然な感じで…。
          最後あたりゴリラバタフライは面白いですが。

          木村佳乃の女優魂をこの作品では強く感じました。
          なんか硬質で綺麗なだけの女優さんじゃないんだなって改めて(笑)

          ああ…無駄に豪華キャストな上に、主題歌が福山雅治です。
          無駄に豪華です。



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          パラダイス・キス【映画】

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            評価:
            ---
            ワーナー・ホーム・ビデオ
            ¥ 2,800
            (2011-10-26)


            原作好きから言わせてもらえば…

            全然っオシャレじゃない!

            の一言でした。。
            矢沢あいの醍醐味は、どこもかしこオシャレということだと思うのです。
            初期作品はおいておいても
            「天使なんかじゃない」の後半くらいから、ぐんぐん画面が
            オシャレになっていきます。

            「ご近所物語」からは完全にオシャレな話になるのです。

            その、「ご近所物語」の続き物の「パラダイス・キス」です。

            オシャレじゃなくてどうするの?!

            「NANA」のときの満足感とは正反対の失望感でいっぱいです。
            北川景子ちゃんが着ているはずなんだから、それはそれはオシャレなはず…
            と思いきや…どれもこれも…なんだかうーん。。。と言わざるを得ない衣装。
            ピンと来ないスタイリングの多さには失望しました。
            ジョージが途中で選ぶ服とか…。
            パラキスの衣装とおぼしきものも…なんか奇抜なだけで全然オシャレじゃなくて…
            なんだこれは…ジョージは凄いデザイナーじゃないのか?!
            って、ツッコミをいれざるを得なかったです。

            それよりも何よりもジョージの服装がダサい…!!!

            向井理にあんなものを着せて…かっこいいと思ってるのか?!?!?
            どう考えても似合わない服ばっかり着てて、ジョージなのに
            ジョージじゃない…みたいな…。
            キャスティングの時も不安でしたが…やっぱり向井くんはジョージじゃなかった…。
            格好いいけれど彼はジョージじゃないんですよ…。
            まるで存在感がないというか…。

            そして

            イザベラがイザベラじゃない

            …原作ファンならわかってくれると思う。兎に角、イザベラじゃない。
            五十嵐くんはイザベラではなかった…。
            なぜ彼がやることになったのか不思議でならないです。

            一番心配だった徳森くんの山本裕典くんが一番役にフィットしてたかも…。

            大政絢ちゃんもデカすぎるんですよ。実和子ですよ…!
            小さくなくてどうするのよ…!紫よりデカいよ…!
            演技は実和子ちゃんだったんですけど、いかんせん…デカすぎた。
            他でバランスを取るとかして欲しかったです。

            紫も…栗山千明ちゃんでもよかったんじゃないかと思ってしまいます。

            なんでしょう北川景子ちゃんはモデルを沢山経験していると思うのですが
            歩き方とか表情とかいちいち癪に障るんですよね。
            こんなに可愛いのに…どうして可愛いと思えないのだろう…という
            得体のしれない困惑が心を押し寄せてくるわけです。
            紫の演技をするというところで、それは成功しているかもしれないけれど
            (ちょっとイラっとする性格なのです)
            観ている者としてはやはり、綺麗だなと思わせてくれるものが
            欲しかった…。

            如月先生もキラキラ星人じゃないし…
            実果子もツトムも出てこないし…(カメラマン山口で弓削さんが何故か登場)
            ラストはオリジナルなんですけど
            もう色々ツッコミたいところ満載で失望の上の失望でございました…。

            アトリエの再現も中途半端だし…
            ジョージの家はなぜかモダンな感じだし
            ジョージの母親は全然年齢不詳じゃない高橋ひとみさんだし

            とりあえずジョージと紫がプラトニックなまま、終盤まで進んで
            徳森くんとの関係も曖昧で…意味がわからない感じの脚本でした。

            あ!嵐…ね!
            うん…ビミョー!
            賀来くんに文句はないんですけど
            嵐がいない…!って感じだった。
            子役の方が嵐って感じでしたよ…!
            多分髪型のせいだと思う…。

            なんか悶々とした映画でした…。
            折角オシャレなテーマの映画なのにもったいない…。

            ああキラキラ星人の配役思いついた。Gactで!



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            るろうに剣心【映画】

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              緋村剣心編


              るろ剣については…もうご存知の方も多いかと思うので
              色々な説明は省かせていただきます。

              一言で表すならば…

              何故出てこない御庭番衆!?!?

              ということでしょうか。


              大友監督の描く佐藤健はそれはもう、素晴らしく剣心でした。
              私はこの映画を観るために「るろうに剣心」を全部読んだのですが…
              まさに剣心という感じでございました。

              「おろ」の台詞の自然なこと!!!!

              なんということでしょう…!
              「おろ」が自然に言えるなんてなかなかの強者です。

              そして神速の足さばき。美しかったです。
              戦い方が少々…それは神谷活心流では…?というのがありましたが…
              まあおいておきまして…

              ストーリーですよ…。
              問題は…!

              偽抜刀斎と高荷恵ストーリーをがっちゃんこさせて、
              何故か御庭番衆が排除されて、何故か外印が出ているという
              不思議なことに。

              多分、ヒットしたら次回作で外印を使うと思うのですが…
              なぜそのつなぎのキャラクタが外印だったのかがさっぱり意味がわからない…!
              しかもその外印をやっているのが

              綾野剛!!!

              そうです朝ドラで注目され今では月9にもちょいちょい顔を見せる
              綾野くんです。(たぶん小栗くん繋がりで出演だろう)
              外印イケメンすぎだろう…!!!

              なぜ、なぜ、なぜ

              四乃森蒼紫ではなくて外印だったの…!?!?

              御庭番衆でよかったじゃん。蒼紫様でも繋がるじゃん。

              と、ものすごく頭の中でわんわん叫ぶ私がいました。

              あ、でも外印との格闘シーンはもの凄くよかったです。
              銃や武器を器用に使いながら身軽にばしばし戦う金髪の美しい綾野剛と
              軽やかにかわしながら、急所をうっていく佐藤健って
              見栄えがあって美しくカッコイイシーンになっていたと思います。


              女性陣のキャストはと言いますと
              武井咲ちゃんはすごく良かったです。
              薫を等身大で演じていました。
              最終局面の演技も素晴らしかった。
              この子は作品ごとに光る子ですよねえ。
              私はGOLDつー天海祐希主演のドラマから目をつけてたんですが
              ヒロインに成長して嬉しいです。(ちなみに綾野剛くんも出ていた)
              とりあえず目力はんぱないっす。
              あと最後の笑顔は彼女にしかできないと思いました。

              高荷恵をやった蒼井優ちゃんですが…これは蒼井ちゃんじゃなくても
              よかったのではないか…と…思っちゃいました…。
              彼女の演技力は…認めたいのですが…!
              ご本人も恵とはどこにも共通点がないと仰ってましたが
              まさに、そうで…(爆)
              吉瀬美智子さんくらいの色気が欲しかった…!(恵の年齢は22歳のはずだが)
              しかしながら「満場一致のミスキャスト」と自分で言ってしまえる
              蒼井優ちゃん好きです(笑)恵も悪くなかったですよ。念のため。

              今回の映画で思ったのは敵陣営に時間を割きすぎて味方陣営の
              描写が足りなかったということでしょうか。
              左之助や弥彦、斉藤一…この人たちの描写が少なすぎました…。
              弥彦は我慢しても…(原作者的には一番押したいキャラかも)
              左之助や斉藤一についてはもう少し出してよかったんじゃないですかね。
              左之助の格闘シーンにあの描写はいらない、というところもありました…。
              斉藤の見せ場がちょっとしかないのも納得がいかないです。

              何のための江口洋介なのか皆目検討がつかない…!!!

              次回作があるならば…出番をもう少し調整して欲しいです。

              御庭番衆を省いてしまったので…次回作があるかどうか不安ですが…
              外印を出しているのでもしかしたら、志々雄真実をぶっ飛ばして
              雪代縁編をやるのかもしれないですが…。
              実はこの映画ちゃんと雪代巴も登場してるんですよ。
              びっくりです。まさか十字傷についてまで触れるとは思いませんでした!(笑)
              次作に続くちょいエピソードにはちょうどよい感じです。

              鵜堂刃衛の吉川晃司は…うん、かっこよすぎでしたよ。
              佐藤健くんとのコントラストがとても良かったです。

              最後のシーンも悪くなかったですし…。
              しかし原作を読んでるとかなり言いたい事の多い映画でした。

              あれっ!
              香川照之について話してない…!
              武田観柳なんて…小物をよくやってくれましたよね…。
              あの顔力で映画の邪魔をしてないところがプロって感じでした。

              よし…!忘れ物は無いな…!?

              るろ剣キャストインタビュー こんなのありました…!

              【追記】

              世界64カ国で上映され、続編も決定とか…!
              しかも主演の佐藤健くんは外国人にもウける顔らしいです(笑)
              問題は武井咲ちゃんが続投できないかもしれないことですね…。
              ミスキャストの声もあるそうなのですが、私的にはアリでした。
              最後あたりのシーンは薫そのものだったと思うし
              剣道ガールにメロっときた男子も結構いたみたいです。
              次作は追憶編とも新京都編とも…言われていますが…
              ぜひともシリーズ化していただいてあと3作くらいはやって欲しいですね。

              日本のハリーポッターを目指してくれ…!(笑)
              せっかくアニメや漫画が翻訳されて海外に進出しているのだから
              きっちり中身作って海外ファンにも愛されるものにしてほしいです。

              「るろうに剣心」原作者の和月伸宏氏のインタビュー
              ワンピースとシャーマンキングがアシだったら…相当辛いと思う(…)
              るろ剣が蘇って本当によかったね…和月先生っ!

              それから…四乃森蒼紫編ですが最初はあったのだそうです。
              尺の関係上削られたとか!
              ということは、次作で出てくる可能性も!!!期待ですね。



              相楽左之助編



              斉藤一編
               

              武田観柳編


              鵜堂刃衛編


              高荷恵編




              2作目の感想:「るろうに剣心 京都大火編 【映画】
              3作目の感想:「るろうに剣心 伝説の最期編 【映画】
              番外編:映画 るろうに剣心の外国人の反応を調べてみた

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              ソラニン【映画】

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                宮崎あおいちゃんがギターを引きながら歌うという…凄い作品。

                原作は浅野いにおの描く漫画「ソラニン」
                宮崎あおいちゃんと高良健吾くんのダブル主演で映像化が実現しました。

                作品中に出てくる音楽はASIAN KUNG-FU GENERATION(アジカン)の作曲!
                劇中音楽はストレイテナーのホリエアツシ君のソロプロジェクト「ent」が担当。
                ロック好きにはたまらないものとなっております。

                あらすじが凄く言いづらい作品なのでありますが…

                主人公井上芽衣子(宮崎あおい)は自分の仕事に希望をもてず辞職。
                恋人の種田(高良健吾)はデザイン事務所でバイトをしながら細々と
                音楽を続けるミュージシャン。
                二人は喧嘩したり、笑い合ったりして暮らしているのだけれど、
                今ひとつさえない日々を送っていた。
                種田の音楽への向き合い方に芽衣子は次第にいらだつようになり…
                想いをぶつけると、種田は一念発起。音楽に熱を入れ始めます。
                レコード会社から話しがかかるけれども、アイドルのバックバンドの
                話しだったりして、先行きは不透明。
                もう一度二人で頑張って行こう…そう決意した矢先、種田が交通事故で他界。
                残された芽衣子は絶望の淵で、種田の音楽を引き継いでいく。

                とまあこんな感じなのですが…

                高良健吾くんというのが、本当にカメレオン俳優でして…
                たしか「フィッシュストーリー」の時はパンクなバンド野郎だったはずなのに
                これが同じ男なのだろうか???というくらい…引きこもり音楽馬鹿なんですね。
                んと…例えれば…えーと…忌野清志郎とASIAN KUNG-FU GENERATIONの
                後藤くんみたいな差?(わかりにくいか)
                本当にまるで別人なわけで、一瞬違う俳優がやっているのかと思いました。
                彼は結構な美形なはずなんですが、またこう…冴えない男感がにじみ出ていて
                良かったです。

                それから芽衣子をやった宮崎あおい。
                彼女もカメレオン俳優の1人かと思いますが…やっぱ違うなと思わせるのは
                「宮崎あおい」でありながら、井上芽衣子という人物を表現するという…
                わかってんだけど…「その人」の存在を表現できる女優さんですよね。
                芽衣子のだめだめ感がすごく出てて、種田の他界の後の演技が本当に
                すばらしかったです。
                特に…CMでもやっていたと思うんですけど

                種田と芽衣子のギターを弾くシーンが重なるところ。

                一瞬種田かと思わせるその背中の演技がすごくよかった。
                また、下手なギターと下手な歌。

                この映画の見所の一つだと思うんですけど
                下手でいいんですよね。
                ギターを弾いた事のない芽衣子が、種田の音楽を伝えるためだけに
                ギターを練習して、種田が書いた音楽を歌う。
                上手かったら現実味が薄いところだと思います。
                宮崎あおいちゃんが意識したかどうかはわかりませんが
                必死で歌うその下手な歌が、絞り出す声が、種田への想いに
                繋がっていたような気がします。

                私は原作を読んでいないので、この作品を純粋に受け止めることが
                できました。
                原作を読んでいる方はどう感じるかわかりませんが
                悪い映画ではないと思います。

                それからASIAN KUNG-FU GENERATIONとかストレイテナーが
                好きな人は是非見ていただきたいです。楽しめます(笑)


                しかし宮崎あおいちゃんは凄いですね…。
                私もギターちょっと練習したことあるんですけど
                短期間であんなに弾けるようになるもんではないと思うんです。
                しかも歌いながら…。
                いやあ…それだけでも賞賛に値すると私は思います。
                女優って凄い。








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                ゴールデンスランバー【映画】

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                  評価:
                  ---
                  アミューズソフトエンタテインメント
                  ¥ 4,472
                  (2010-08-06)


                  伊坂幸太郎原作の「ゴールデンスランバー」
                  伊坂作品では必ず見かけるのではないかという、堺雅人主演で実現しました。

                  伊坂作品原作の映画化って結構難しいと思うのですが、
                  この作品は個人的に成功していると思います。

                  なぜ映像化が難しいかというと、伊坂幸太郎作品は視点の移動や
                  語り手移動、時空移動などが多くて文章にすればわかるものが
                  映像にすると理解できない、もしくは、先に展開が読めてしまう
                  という難点があるのです。

                  「ゴールデンスランバー」は比較的、伊坂幸太郎が大衆を意識して
                  書いた作品でもあり、小説としても初心者が手に取りやすく面白い作品です。
                  そのため映像化もしやすい。
                  ハリウッド映画を意識して…という言葉を伊坂幸太郎が言っていたのですが
                  日本版「逃亡者」ストーリーです。

                  主演は堺雅人。
                  脇を固めるのは、吉岡秀隆、濱田岳、竹内結子、香川照之、大森南朋、
                  柄本明、劇団ひとり、相武紗季などバラエティ豊かなメンバー。

                  あらすじは…

                  首相公選制(国民が自分で首相を選べる)が設立し首相が故郷の仙台で
                  凱旋パレードを行う日、主人公の青柳雅春は大学時代の友人の森田と会う
                  約束していた。森田の指定する場所に行くと…パレードのただ中に首相が
                  何者かに暗殺される。森田は青柳にあることを告げる。その直後、青柳は
                  首相暗殺の罪で警察から追われることになってしまう…。


                  典型的なストーリー展開なのですが…ちゃんと伊坂節の聞いたセリフ回しや
                  伏線があって…原作好きにも楽しめるものになっています。

                  また、小説で味わうことのできなかったビートルズの曲が端々に使われて
                  いるので音という視点でも楽しむことができます

                  この作品は…何度見ても新しい発見があるので、何度も見てもらいたいです。
                  最初のシーンでは森田を演じる吉岡秀隆の台詞…。

                  中盤はなんといってもキルオを演じている濱田岳くんの身のこなしの軽さ!
                  キルオは伊坂幸太郎が濱田岳くんに当て書きしたという特別な役なので
                  イメージはコレだったのか!ってなります。
                  濱田くんは失礼ながら…あの顔で…運動神経が万能だそうで(笑)
                  撮影中にバック転できるようになったりとかしたそうです…(笑)
                  キルオを演じるのに何の遜色もないですね…!

                  そして最後はやはり盛大な香川照之の無駄遣いでしょうか…!!
                  これだけの出演のために香川照之を使ったのか!!!!と
                  言いたくなります。
                  顔力はいつも通りで…満足です。

                  それかそれから一番は大森南朋の無駄遣いでしょうね!

                  無駄遣いを連発していますが、これは良い方向での無駄遣いです。
                  つまりは豪華キャストということです。

                  このシーンのためだけに来てくれるなんて!!!と思うくらいの
                  出演の短さ。
                  素晴らしい。

                  青柳の父役で伊東四朗さんが出ているのですが、これまためちゃ
                  ちょい役ですけど最高です。

                  この映画のポイントは映画で青柳が話すことや、過去のエピソードを
                  きちんと覚えておくことです。そうすると最後にとても感動できたり
                  おおっとうなったりすることができます。

                  さらっと見てもスリル満点、ドキドキわくわく楽しい映画ですが
                  慎重に見てもなんとこれまた考えられている〜とうなる映画です。

                  (というか原作が良いのです)

                  と…原作を読み直していたら伏線があちこちにあって鳥肌が立ちました。
                  原作も超おすすめです。
                  ああ、まさかこんなところで…!というのが凄くありました…。

                  で、言い忘れましたけど、堺雅人…。
                  小説のイメージを全く崩す事のないポカンとした、めっちゃ人の良い
                  キャラクタを見事に表現しています。あり得ない素晴らしさです。
                  特に森田と喋っている堺雅人の顔がすごくバカっぽい感じなので
                  堺さんの演技力が光っているなあと思いました。

                  ヒロインの竹内結子もドライなヒロイン役を好演しています。

                  中村義洋監督の描く伊坂幸太郎は外れないですねー!

                  あ、特筆したいことが一つ。
                  エンディングが何故ビートルズの「ゴールデンスランバー」じゃないんだ…!!!
                  ってことですかね。

                  いや斉藤和義には悪いけど…気分的にビートルズなんですよね。
                  伊坂幸太郎がもともと斉藤和義ファンで、「フィッシュストーリー」の
                  映画にも斉藤和義の曲が使われているんですが…。
                  うん、ここはビートルズが良かった…。

                  (できなかったのかなあ…)

                  なんだかまとまりのない感想になりましたが…思い出したら追記します…。



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                  ツレがうつになりまして【映画】

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                    映画館で見たのですが、どうしても堺さんとあおいちゃんの画像を
                    使いたくて今まで待っていました…(笑)

                    鬱になる人が多い世の中です。
                    これは他人事ではありません。

                    私も昔は他人事だと思っていました。
                    でも頑張るのが癖になっている人は、かかりやすい病です。
                    つまり日本人はかかりやすい病気なんです。

                    私は鬱ではないけれど、似たような病気になりました。

                    その最中のこの映画を見ました。
                    正直、他人事とは思えませんでした。

                    鬱を迷惑な病気だと思っている人
                    鬱で悩んだり苦しんだりしている人

                    皆に見てもらいたい映画です。

                    ツレを演じるのは堺雅人
                    ツレを支えるハルさんを演じるのは宮崎あおい

                    この二人は「篤姫」で徳川家定と篤姫で夫婦役を演じていました。
                    再度の夫婦共演です。

                    ツレは生真面目なサラリーマン。月曜日から金曜日まで食べるチーズを決めていたり、
                    毎日つけるネクタイを順番においておくような几帳面な性格です。
                    お客様のサポート対応をする部署で毎日電話で苦情を受けるお仕事を誰にも
                    文句を言わずにこなします。

                    ハルさんは漫画家を目指すイラストレーター。お家でのんびり…と聞こえは良いですが
                    あまりぱっとしないお仕事ばかり。連載も打ち切られそうな勢い。

                    そんな二人に急転直下の事件が起きます。

                    ツレが突然、「死にたい」と言い出すのです。


                    突然二人に現れた鬱という病気は二人の時間や世界をめまぐるしく変えます。
                    一つ一つ、二人で乗り越えていく…たまには衝突もあったりするけれど
                    ゆっくり病気と向き合って行く姿が映画では丁寧に描かれています。


                    あおいちゃんと堺さんの呼吸の合いっぷりは、見事なもので
                    この二人だからこそ、見ていられる映画かもしれません。
                    ツレの辛い気持ちを、堺さんはあますことなく表現しているし
                    ハルさんが支える姿を、あおいちゃんは素直に演じています。

                    鬱という病は、一言では語れないほど人によって様々なものがあります。
                    そのため支える側もとても負担を強いられます。
                    時には愛情を持って相手に接する事ができないこともあります。

                    ツレとハルさんも衝突したり、イライラしたりしています。

                    それでも最後は手に手をとって、ゆっくりと病気と闘って打ち勝っていきます。

                    どんな事が人に影響を与えるか…、どんな言葉が人に響くのか
                    どんな仕草が人を傷つけたり助けたりするのか
                    そういうものを、この映画を見て知って欲しいです。

                    鬱を迷惑な病だと思っている人
                    鬱と戦っている人
                    鬱の人を支えている人

                    皆に見て欲しいです。


                    それと…堺さんとあおいちゃんのコンビが好きな人…!
                    最高にいちゃいちゃしてくれているので是非見て下さい。
                    「篤姫」でふれあいが少なかった分、この映画で取り返してくれているようです(笑)


                    そして原作漫画もおすすめです。
                    お子さんができてからの様子などもわかります!


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                    源氏物語 千年の謎【映画】

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                      源氏物語  千年の謎2 (角川文庫)
                      源氏物語 千年の謎2 (角川文庫)


                      大変大変お金をかけた最大級クラスのB級映画でした。
                      原作本を読んでいないので、コメントしづらいところではありますが
                      原作者の方が脚本にも名前を連ねていらっしゃったので
                      恐らくは似たりよったりなのかしらんと思っています。

                      何からどう話せばいいのかわかりませんが
                      映画の展開は「紫式部の物語」と「源氏物語」が同時進行で流れるために「源氏物語」を題した映画で「源氏物語」をやらない事件が発生。

                      表題となる「源氏物語」の核にもなりうる「明石の君」と「紫の上」が
                      微塵も出てきません。

                      この作品で言いたいことは、私の小さな脳みそで考えるに

                      「紫式部は光源氏に藤原道長を重ねて、自分の毒々しい感情を嫌味をこめつつ道長に聞かせて満足する」

                      要は「情念がとんでもないのよ」

                      という副題なのです。

                      なので、物語の序盤に登場する六条御息所をめちゃくちゃフィーチャーするわけです。葵上と夕顔を生霊となって呪い殺す人ですね。はい。

                      どこにもかしこにも良い顔をする光源氏はこんな悲しい目にあうんだぜ?
                      ということを「道長あんたも一緒やで」と言いたい、という演出なわけです。

                      そういうわけで、六条御息所をやった田中麗奈の箇所に多大な時間をかけて、葵上の多部未華子ちゃんと夕顔の芦名星のシーンはほとんどありませんでした。映画中に出てきた光源氏と関わった女性も少なすぎました。真木よう子がせっかく桐壺と藤壺二役やってるのに光源氏との関わりの演出が薄すぎて「なんでこうなるねん」てなるシーンもしばしば。


                      しかも「源氏物語」をぞんざいに扱うだけかと思いきや、「紫式部の物語」についても粗雑といわざるを得ない作りです。
                      紫式部の物語には清少納言と定子くらいはつきものかと思いますが、それすら一切出てこない。ひたすら道長だけ。紫式部の夫も子供も出てこない。

                      そんでもって最悪なのは安部晴明まで出てきてしまうこと。欲張って手を出したら収拾がつかなくなって、とっちらかったまま終わるみたいな?
                      しかもそれを演じたのが窪塚洋介。喋り方を工夫しているのか素でやっているのかわからないが、ノロノロ喋るためにキリっと道長の東とのコントラストが激しすぎて雰囲気がぶち壊れていました。


                      陰陽師をやりたいのか、紫式部について語りたいのか、源氏物語で生田斗馬を売りたいのか、どれか1個にしてくれよ!!!!っていう。



                      中谷美紀の無駄遣い!蓮佛美沙子の無駄遣い!多部未華子の無駄遣い!


                      キャストにお金がかかっているのに、この出来上がりは角川映画の特徴なのか?と思わざるを得ない。
                      日本人の歴史映画なのだから、もうちょっとちゃんとしたものを作ってほしいです。

                      あと室井滋いじめですか?というくらいに室井滋だけ平安時代メイクで、ほかの女優は現代メイクというありえない事件も起きていました。

                      画面はとても雅ですし、女優も俳優も美しいですし映えますが
                      ただそれだけ、という大変残念な映画でした。
                      映画館でお金を払うほどの価値を私は見出せませんでした。
                      払ったけど!








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